メーカーの機器納入仕様書をそのまま提出されても‥
納入仕様書をメーカーから監理者へそのまま橋渡しをされる場合がある。
あぁ、がっかり‥ がっくり‥
設備工事は、備品として購入するのではない。机の上に並べるのでもない。
所定場所に設置し、配管、配線等を接続 した上で、システムとして機能するものである。
せめて、設計仕様と納入仕様の比較確認をしてほしい。
■ 提案:
機器納入仕様書の表紙に納入仕様比較書を添付する。
参考フォーマットは下記よりダウンロードしてください。
設計図に記載されている設計仕様と今回納入予定の仕様を比較し、まとめる。
製作上、やむなく設計仕様と異なる仕様になる場合は、
その理由を明記し、監督員の承諾を得る。
■ おすすめ:
1.メーカーの表紙カバーは、取っ払う。本工事の表紙を付ける。(参考フォーマット)
サイズも違えば、色も違う。日付位置もまちまち。
メーカー機器納入仕様書をそのまま提出のイメージが濃い。
百害あって一利なし。無用の長物である。
2.耐震施工の場合は、耐震仕様書を添付する。 [メーカ対応も可]
3.風圧荷重計算が必要な場合は、計算書を添付する。 [メーカ対応も可]
屋外照明ポール、避雷針支持管、テレビアンテナマスト等指示がある場合。
4.強度計算 : ブロックマンホール、ハンドホール、自家発電装置配管類支持材、屋上設置機器等
指示がある場合は計算書を添付する。
機器納入仕様書は、性能証明書の添付、設置場所の記入、台数の記入等、
本工事向けの仕様書に誂えることが肝要ではないでしょうか。
既製服をその人の体型に合わせ寸法直しするように、
機器納入仕様書は、本工事納入仕様書に誂えましょう。
機器納入仕様書のフォーマットは、ここから ▼ ダウンロード
監理者チーム |